interimの意味と覚え方10ポイント解説【海外営業マンが教える】

単語の意味と覚え方

interimの意味は「中間の、途中の」です。

なかなか覚えられない英単語は、

「日本語vs英語」の一本の糸ではなく、

発音、類語、語源、用例、連想、例文など、

いろんな情報の糸を編み込んだ縄で覚えましょう。

このページを読む事で「interim」を立体的に理解できるようになります。

この単語を覚えられるまでブックマークしておいて、
完全に覚えたらブックマークから消すのがおすすめの使い方です。

この記事を書いている人: 千葉さん グローバル営業職、兼社内英語講師。

本業は自動車部品メーカーの営業7年目。

アメリカ、ヨーロッパ、中国を飛び回りビジネスを行っている。

中・高・大学の学校での学習の他に、かれこれ12年間の英語学習経験。

私自身もまだまだ英語勉強中です。

一緒にがんばりましょう!

interim reportのまるごと暗記シート

変形:発音:
インタリム
/íntərəm
類義語:
progress(進捗)、
temporary(一時的)
語源:
「inter」間(あいだ)
interim対義語:
Complete(完全な)
用例:
interim report
(中間報告)
品詞:形容詞
意味:中間の、途中の
連想語:
Annual(年次の)

interimについて詳しく知る

 ①発音:インタリム/íntərəm

interimの発音を無理やりカタカナで書くと、「インタリム

1文字目のイにアクセントを起きます。

発音記号では「íntərəm」となります。

発音が良いに越した事はありませんが、ビジネスにおいては、あらゆる国の人が自国のなまりで話します。

インド人なんかスゴい発音ですが、堂々と話します。

なので担当レベルであれば、発音を気にしすぎずる必要はありません。

少しくらい間違った発音でも、自信を持って腹の底から大きな声を出す事の方が発音よりも重要です。

 ②意味:中間の、途中の

interimの製造業でよく使われる意味は「中間の、途中の」です。

最終版を提出する前の経過報告等の場面で使われます。

 ③品詞:形容詞

interimは形容詞です。

 ④変形:–

interimを変形させた単語というのは思いつきません。

 ⑤語源:「inter-」間(あいだ)

interimの前半のinter-の部分は、「間(あいだ)」をイメージさせる語源です。

サッカーゲームのウイニングイレブンをプレーしていると相手のパスをカットしたときに

「インターセプトだぁ~!」と実況の人が言っていました。

これは英語のinterceptの事です。

パスを出す人と、パスを受ける人の「間(あいだ)」でパスをカットしてボールを奪うから intercept と言うんですね。

ほかにも、

国と国の「間(あいだ)」を意味するinternational(国際的)

PCとPCの「間(あいだ)」をつなぐinternet(インターネット)

などがinter-が語源の単語です。

インターチェンジ、インカレ、インターハイ、カタカナ語にもinter-が入ってる言葉は多くあります。
サッカーゲームのウイニングイレブンをプレーしていると相手のパスをカットしたときに

「インターセプトだぁ~!」と実況の人が言っていました。

これは英語のinterceptの事です。

パスを出す人と、パスを受ける人の「間(あいだ)」でパスをカットしてボールを奪うから intercept と言うんですね。

ほかにも、

国と国の「間(あいだ)」を意味するinternational(国際的)

PCとPCの「間(あいだ)」をつなぐinternet(インターネット)

などがinter-が語源の単語です。

インターチェンジ、インカレ、インターハイ、カタカナ語にもinter-が入ってる言葉は多くあります。
 

 ⑥用例:interim report(中間報告)

製造業ではinterimは、interim report(中間報告)という組み合わせで使われる事が多いです。

不具合が発生した時に、とりあえずの報告をするための資料です。

会社によっては24時間以内に提出しないといけないとか結構厳しい事を言うお客もいます。

 ⑦類義語:progress(進捗)、temporary(一時的)

interimの類義語には、progress(進捗)、temporary(一時的、暫定的)などがあります。

進捗を報告する、暫定報告をするという形で製造業の現場でよく使われる単語です。

 ⑧対義語: full(完全)、complete(完成)

interimの対義語と言うには違和感がありますが、full(完全)、complete(完成)はinterimと対になる単語です。

interim reportは中間報告ですが、

full reportは完全版の報告。

complete reportは、完成版の報告。

という意味で使われます。

自動車業界では不具合発生時に、

24時間以内にinterim reportを提出し、

1週間以内にfull/complete reportを提出しなさい、

と要求される事があります。
 

 ⑨連想語:annual report(年次報告書)

interimは、interim report(中間報告) の形でよく使われますが、

report繋がりでビジネスでよく見る言葉がannual report(年次報告)です。

上場企業は毎年、決算情報などをのせたannual report(年次報告)を公開します。

annual report(年次報告)を見て取引先を知る事は営業職として必須のルーティンです。

 ⑩コラム:

長年メーカーで海外営業をしている私は、「interim report」はもう嫌になるくらい見てきました。

品質トラブルがあるたびに、interim reportで原因追求、対象ロット特定、再発防止、等のレポートの提出を求められます。

私の務める会社は品質を評価されていまいしたので、比較的少ない方だと思います。

それでもひとたび品質不具合が発生すると、不具合対応が最優先になってしまうので胃の痛い思いをしていました。

それに、製造や品管部門の人は英語を使おうとしないので、英訳も私が担当していました。

英訳する前の日本語の文章には主語が無かったり、単数なのか複数なのか明確じゃなかったりするので、英訳も一筋縄ではいきません。

都度品管の担当者とすり合わせながら英文の「interim report」を作っていました。

それが24時間以内という制限のなかでやらなくちゃいけないのでなかなかピリピリした空気になります。

英語が書けなくてもいいから、「せめて英語の文法を意識した日本語文を書いてくれたらいいのになぁ」と思いながら翻訳をしていました。

お金は生まないし、お客からも怒られるし、緊急対応だから残業も増えるし、不具合対応は本当に最悪です。

参考:https://unsplash.com/

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