plantの覚え方10ポイント解説【海外営業マンが教える】

単語の意味と覚え方

このブログではplantの覚え方、覚えるための10ポイントを海外営業マン7年目が教えています。

plantのまるごと暗記シート

英単語を覚えるには、単語をいろんな角度から知る事が大切です。

plantをいろんな側面から切り取ったのが、この👇まるごと暗記シートです。

変形:
plantation(農園)
発音:
プラント/plǽnt
類義語:
factory(工場(こうば))
語源:
「pl(平ら)」
plant対義語:
garbage can(ゴミ箱)
用例:
Plant tour(工場見学)
品詞:名詞
意味:工場
連想語:
plan(計画)

この記事を書いている人👦: 

千葉さん グローバル営業職、兼社内英語講師。
アメリカ、ヨーロッパ、中国を飛び回りビジネスを行っている。
中・高・大学の学校での学習の他に、かれこれ12年間の英語学習経験。
私自身もまだまだ英語勉強中です。
一緒にがんばりましょう!

plantについて詳しく知る

では、さっそく、plantについて詳しくみていきましょう。

 ①発音:プラント/plǽnt

plantの発音を無理やりカタカナで書くと、「プラント」です。


発音記号では「 plǽnt 」となります。


最後のについては、カタカナ語でと発音せずに、「t」の音だけを発音するのがコツです。

 ②意味:工場

plantのビジネス、特に製造業でよく使われる意味は「工場」です。

 ③品詞:名詞

plantはビジネス、特に製造業の場面では名詞で使われる事がほとんどです。


一般には「植える」という意味で動詞としても使われる事もあります。


製造業では90%以上、plantは、「工場」という意味で使われます。

 ④変形:plantation(農園)

動詞として使われているplantが名詞に変形した単語に、plantation(農園)があります。


工場は工業製品をうみ出し、農園は農産物をうみ出すところが共通点ですね。

 ⑤語源: 「pl(平ら)」

plantの語源は「pl(平ら)」です。


製造業ではplantは工場の意味で使われる事が多いですが、もともとは植物を意味する単語でした。


もちろん今でもplantは植物という意味でも使われています。


pl」は平らという意味を持つ語源です。


植物を植えるときに土を平らにならす事からplantとなったと言われています。


plate(皿)や、plain(平ら)も同じ「pl(平ら)」が語源です。

 ⑥用例:Plant tour(工場見学)

製造業、なかでも営業担当がよく出会うplantの使い方は「Plant tour(工場見学)」です。


plant tourの意味は工場見学です。


お客さんに技術力をアピールするときや、監査の時に 「Plant tour(工場見学)」を行います。


Plant tour(工場見学)」 の際に営業が頭を悩ませるのは、社外秘情報の取り扱いです。


営業としては、いっぱいアピールした方が受注確度が上がったり、お客さんの安心につながるからアピールしたい。


一方で、技術は大切なノウハウだから盗まれたくないので、見せたくないといった事がおこります。


Plant tour(工場見学)」 では営業技術の利害の不一致がおこります。


当日工場見学中にどこまで見せるか見せないかは、 Plant tour(工場見学)」の前によく社内で打ち合わせをして準備しておく事が大切です。

 ⑦類義語:factory(工場(こうば))

plantの類義語には、factory(工場(こうば))があります。


plantは大規模で、生産するものが決まっている専門的な施設。


factoryはもう少し小さく、生産設備を入れ替えたりして生産するものを変更できる建物。


というニュアンスがネイティブによるとあるようです。


発電所の事を「power plant」と言いますが、「power factory」とは言いません。


それは、発電所が、大規模で、生産するものが決まっている専門的な施設だからです。


plantの類義語にはほかにも、


mill(製鉄所などの工場)shop(作業場のイメージ)などがあります。

 ⑧対義語: garbage can(ゴミ箱)

plant(工場)の対義語を考えたときに頭に浮かんだ言葉がgarbage can(ゴミ箱)です。


plant(工場)がものを生み出す場所なのに対し、garbage can(ゴミ箱)はものを捨てるという点で反対の意味と言えば反対の意味と言えると思いました。


 ⑨連想語:plan(計画)

plantと発音が似た単語にplan(計画)があります。


カタカナ発音を愛する日本人としては、


「プ・ラ・ン・ト」と、「プ・ラ・ン」は文字数も違うし、明確に「ト」という文字が抜けているので、


plantplanは明確に異なる発音だと思いがちです。


でも英語的にはplantとplanはかなり近い発音になります。


英語では末尾の子音が発音から消える現象がよくおきます。


⑥用例で紹介した「plant tour」と言う時などは「プラントゥアー」という感じになります。


planttの発音がほとんどされません。


tourの方のtの発音に飲み込まれてしまっているのです。


ネイティブの友達がいたら、「plant plan」と、「plan plant」と言わせてみてください。


どちらも「プランプラン」にしか聞こえないと思います。

 ⑩コラム:人工と自然

植物という意味のplant」と、「工場という意味のplant」。


有機的なものと無機的なもの。


自然なものと人工的なもの。


一見対立するような概念に見えます。


でも英語では同じplantという単語なんですね。


日本人的な感覚でいうと、植物とか、自然というのは、太古の昔から勝手にそこに合ったもの、自然の意志で生まれ育ったものというイメージを持っていると思います。


だから自然の植物と、人工的な工場が結びつきにくいと思います。


ですが、西洋人にとっては、自然や植物も神が作ったもの、人間も神が作ったものだから、自然のものと、人工的なものの差は日本人よりも近いのかもしれません。


そして、植物というのも、西洋人にとっては木の実や、果実など、人間にとって有用なものを生み出すものという認識なんでしょう。


西洋人視点で人間にとって「有用なものを生み出す」つながりで、植物という意味と、工場という意味を与えられたのが「plant」という単語なんだろうという仮説を持っています。


ちなみに、ご存知だと思いますが、桜の事を英語圏の人は「cherry blossom」と呼びますが、直訳は「サクランボの花」です。


なんとも趣きのひとつも感じられない無機質な言葉です。


そういう意味では桜の花がどれだけ美しくとも、西洋人にとって桜はplant(植物/工場)なので、「果実製造工場」というニュアンスが頭のどこかに残ってしまうのかもしれません。

最後までご覧いただきありがとうございました。

最後に復習で、まるごと暗記シートを見てましょう。

変形:
plantation(農園)
発音:
プラント/plǽnt
類義語:
factory(工場(こうば))
語源:
「pl(平ら)」
plant対義語:
garbage can(ゴミ箱)
用例:
Plant tour(工場見学)
品詞:名詞
意味:工場
連想語:
plan(計画)

ビジネスの現場からは以上です。
Have a good day!

参考:https://unsplash.com/

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