determineの意味と覚え方10ポイント解説【海外営業マンが教える】

単語の意味と覚え方

determineの覚え方、覚えるための10ポイントを現役海外営業マン7年目から初心者に向けて書かれたページです。

determineのまるごと暗記シート

英単語を覚えるには、単語をいろんな角度から知る事が大切です。

determineをいろんな側面から切り取ったのが、この👇まるごと暗記シートです。

変形:
determination
(決定すること)
発音:
ディターミン
/ditə́ːrmin
類義語:
decide
(選択して決める)
語源:
「de(離れる)」
「term(区切る)」
determine対義語:
worry
(悩む)
用例:
TBD=To Be Determined
(未定)
品詞:動詞(他)
意味:(公式に)決定する
連想語:
出たー!mine

この記事を書いている人👦: 

千葉さん グローバル営業職、兼社内英語講師。
アメリカ、ヨーロッパ、中国を飛び回りビジネスを行っている。
中・高・大学の学校での学習の他に、かれこれ12年間の英語学習経験。
私自身もまだまだ英語勉強中です。
一緒にがんばりましょう!

determineについて詳しく知る

では、さっそく、determineについて詳しくみていきましょう。

 ①発音:ディターミン/ditə́ːrmin

determineの発音を無理やりカタカナで書くと、「ディターミン」です。


発音記号では「ditə́ːrmin」となります。


まん中の「 ター 」を強く発音するのが、英語らしい発音のコツです。
 

 ②意味:(公式に)決定する


determineのビジネスでよく使われる意味は「(公式に)決定する」です。


特に、スケジュールや、方針を決定するときに使われることが多いです。

 ③品詞:動詞


determineの品詞は動詞(他)です。


他動詞なので、determine a new policy のように、aboutとか、forとか使わずに直接目的語をうしろに持ってこれます。

 ④変形:determination(決定すること)


determineが変形した単語に、 determination(決定すること) があります。


語尾が、-tionに変形しています。


-tionが動詞の後ろにつくと、「~する事」という意味に変わります。


determinationは「決定すること」や、「確定」という意味で使われます。


「動詞」+「-tion」=「~する事」



「-tion」が使われている単語には、


・acttion(行為)=行う事


・production(生産(名詞))=生産する事


・election(選挙)=選ぶ事



などがあります。


「-tion」「~する事」 という意味を覚えておけば、動詞を覚えるだけで、「~する事」という名詞も自動的に覚えられてしまいます。覚えておかないと損ですよ。

 ⑤語源: 「de(離れる)」+「term(区切る)」


determineの語源は 「de(離れる)」「term(区切る)」 です。


determineのコアイメージは、考えごとに区切りをつけて、その考え事から離れると理解すれば覚えやすくなります。

「de(離れる)」「term(区切る)」=determine



「de(離れる)」がつく単語には、


・decrease(減少する)

・deny(否定する)



などがあります。


「term(区切る)」がつく単語には、


・terminal(終点)=線路に区切りをつける

・terminator(ターミネーター)=区切り、終末をもたらすもの。映画ターミネーターの事です。

などがあります。

 ⑥用例:TBD=To Be Determined(未定)


ビジネスの現場、特に製造業でよく見るdetermineの使われ方は「TBD=To Be Determined(未定)」です。


製造業の現場では、未定という意味で「T.B.D.」という言葉が使われます。
TBDはTo be determinedの略です。


直訳すると「別途決定される」ですが、意味としては「未定」で使われます。


計画表を作るときに、期限が未定のタスクに「T.B.D.」と書きます。

 ⑦類義語:decide(選択して決める)


determineの類義語には、decide(選択して決める)などがあります。


determineには、強い意志や、公式に決めたという重みがあります。


decideは、なんでもない日常的な決定に対してつかいます。


パンにするか、ご飯にするかの決定にはdecide。
I decide to eat bread today.


スターになる事を強い意志を持って決めるときはdetermine.
I determined to be a star.

 ⑧対義語: worry(悩む)


determine(決定する)の対義語として思い浮かぶのはworry(悩む)です。


Don’t worried about it.(そのことで悩むな)
というように、aboutを伴って使われる事が多いです。

 ⑨連想語:出たー!mine


determineの語呂合わせでの覚え方です。


まず、determineを「deter」と「mine」に分解します。


「deter」を「出たー!」と読み、


「mine」をI my me mine の「mine」として読む。


つなげると、「出たー! mine」となります。


ガラガラの抽選器から当たりの球が出てきて、景品が自分の物に「決定する」というイメージで覚えてみてください。

 ⑩コラム:TOEIC900点だけど英会話レベルゼロおじさん

用例でTBDがto be determinedの略だという事を紹介しました。


私が海外営業担当になって間もない頃、TBD(未定)が「To be determined(決定される)」ではなく、「To be decided(選択される)」だと勘違いしていた事がありました。


そのころ会社には、「TOEIC900点だけど英会話レベルゼロおじさん」がいました。


英語の知識だけあるけど、会話になると、からっきしなおじさんです。


大きな会社だったら1人や2人はいると思います。


「TOEIC900点だけど英会話レベルゼロおじさん」の特徴は「マウンティングが大好き」


私の会社にいた「TOEIC900点だけど英会話レベルゼロおじさん」ももちろん趣味と特技はマウンティングみたいな人でした。


そのおじさんに「えっ、千葉くん、TBD(未定)のDはdecideじゃなくてdetermineだよ。」と、ドヤ顔でマウンティングされたことがありました。


打ち合わせ中にみんなの前で言われたのでかなり悔しかったです。


でも、TBD(未定)のDがdecideだろうと、determineだろうと、会話の中では略語で「ティービーディー」と口に出せば問題ないわけで、打ち合わせ中にみんなのいる前でドヤ顔でマウンティングするような内容じゃないと思うんです。


ましてや、あなたは英会話レベルゼロなんだから!


「TBD」を使うたびにあの「TOEIC900点だけど英会話レベルゼロおじさん」の事を思い出します。


英語は使ってなんぼのコミュニケーションのための道具です。


日本人同士でマウンティングするための道具ではありません。


読者の皆様も使用方法を間違わないようにしましょう。


英語はコミュニケーションの道具!

最後までご覧いただきありがとうございました。

最後に復習で、まるごと暗記シートを見てましょう。

変形:
determination
(決定すること)
発音:
ディターミン
/ditə́ːrmin
類義語:
decide
(選択して決める)
語源:
「de(離れる)」
「term(区切る)」
determine対義語:
worry
(悩む)
用例:
TBD=To Be Determined
(未定)
品詞:動詞(他)
意味:(公式に)決定する
連想語:
出たー!mine

それでは、ビジネスの現場からは以上です。
Have a good day!

参考:https://unsplash.com/

最後の最後にちょっとだけ筆者がお世話になったテキストを紹介させてください。入社1年目に買った本です。自動車部品材料メーカーを舞台にしたストーリーベース。
製造業の現場で使われる表現が豊富にあり、ストーリーベースだから頭に残りやすい。
勉強になりました。

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