hostileの意味と覚え方10ポイント解説【海外営業マンが教える】

hostile 単語の意味と覚え方

hostileの意味は「敵対的」です。

覚えやすいように、語源と類義語、対義語、連想語をまるごと暗記シートにまとめました。
覚えられるまでこのページをブックマークに記録しておいて、完全に覚えたらブックマークから消しましょう。

この記事を書いている人: 千葉さん グローバル営業職、兼業家庭教師。

本業は自動車部品メーカーの営業。アメリカ、ヨーロッパ、中国を飛び回りビジネスを行っている。

担当案件の売上は入社当初数千万円/年が現在約10億円/年。

中・高・大学の学校での学習の他に、かれこれ12年間の英語学習経験。

覚えにくい英単語は日本語ー英語の一本の糸ではなく、発音、類義語、語源、用例、連想、例文など、いろんな情報を編み込んだ縄で覚えようというコンセプトで単語を紹介しています。

私自身もまだまだ英語勉強中です。

一緒にがんばりましょう!

hostile

hostileのまるごと暗記シート

変形:
hostility
(敵意)
発音:
ハスティル/hάstl
類義語:
unfriendly(非友好的な)
hateful(憎らしい),
語源:
host
(客、よそ者等)
hostile対義語:
friendly(有効的),
peaceful(平和的)
用例:
Hostile takeover
(敵対的買収)
【形容詞】
敵対的な
連想語:
M&A
(Mergers and Acquisitions(合併と買収))

hostileについて詳しく知る

 ①発音:ハスティル/hάstl

hostileの発音はカタカナで書くと、「ハスティル」、発音記号では「hάstl」となります。

 ②意味:敵対的な

hostileの代表的な意味は「敵対的な」です。

「敵国の」、「好ましくない」という意味もあります。

いづれも、「hostile」は「敵」をイメージさせる単語です。

 ③品詞:形容詞

hostileは形容詞です。

形容詞は名詞や代名詞を修飾します。

 ④変形:hostility(敵意)

hostileが変形した単語にhostilityがあります。

hostilityの意味は「敵意」です。

 ⑤語源:host(客、よそ者等、自分たちとは異なる人のイメージ)

hostileの語源はhostです。

hostには、客、よそ者、自分たちとは異なる人のイメージがあります。

hostileの語源について詳しく

hostileの語源はhostです。

host客、よそ者等、自分たちとは違う人のイメージを表す語源です。

ホスト役(主催者)を務めるの「ホスト」もこのhostileと同じ語源「host」です。よそ者をもてなすのがホストという事ですね。

おもてなしを意味するhospitalityも同じ「host」を語源とする言葉です。

同じ「host」なのに、お客様という友好的な意味と、よそ者という敵対的な意味があるのはなぜでしょう?

英語が発展途上だった昔々の事を想像してみましょう。

当時は車も鉄道も飛行機も無く、観光旅行なんてものもありませんでした。

完全な村社会。

よそから来る人は「知らねえ顔だなぁ」と言われる。

もともとよそから来る人は招かれざる客で、最近になって、歓迎される客が出てきたので、hostには、よそ者、お客様という一見相反する2つの意味があるのでしょう。

 ⑥用例:hostile takeover(敵対的買収)

hostile relations(敵対関係)

hostile takeover(敵対的買収)

などがよく使われます。

 ⑦類義語:unfriendly(非友好的な)

hostileのよく使われる類義語は、

unfriendly(非友好的な)

hateful(憎らしい)

などがhostileの類義語です。

hostileが使いこなせなくても、「unfriendly」くらいはスラスラと口に出せるようになっておきましょう。

 ⑧対義語: friendly(友好的な)

hostileのよく使われる対義語は、

friendly(友好的)

peaceful(平和的)

などがhostileの対義語です。

warm(温かい)や、gentle(親切な)、kind(優しい)などの表現でもhostileの代用が場面によっては可能です。

 ⑨例文:

I think he is hostile to me. No, he has a favor for you.

彼は私の事敵視してると思うの。ちがうよ、彼はあなたに好意を持ってるのよ。

 ⑩コラム:苦い思い出

「hostile」この単語には苦~い思い出があります。

海外営業の担当になって2年目の頃、重要顧客の購買担当に「hostile」という単語を使われてしまいました。

「hostile」という言葉を発したのは中国の方でした。

「あなたのhostileな態度に我慢なりません!(I can’t patient for your hostile style.)」というセリフでした。

「我慢出来ない(I can’t patient)」とか「敵対的(hostile)」なんてビジネスで言われた事無かったのでけっこうショックでした。

もともと、無茶苦茶な値下げ要求をしてきたので、私達からは、「こういう理由があります、ああいう理由があります、だから値下げ出来ないんです」と論理的に何度も何度も理屈で説明しました。

先方は先方なりの理屈を持っています。

私たちの理屈と、先方の理屈は平行線で交わりません。

そしてなかなか折れない私たちの姿勢を「hostile」と感じたのでしょう。

もう半ば喧嘩に発展する寸前でした。

最終的には、こちらから論理は引っ込めました。

「うちも厳しいんです、勘弁してくださいよぉ、お願いしますよ。」と、下手(したて)に出ました。

そうすると、もともとの値下げ要求額の10分の1の値下げ額で合意ができました。

私たちの理屈からすると、10分の1の値下げもしたくなかったんですが、そこは商売ですので仕方ありません。

そんな苦い思い出と共に覚えた「hostile」です。

おそらく一生自分の口から発する機会は来ないでしょう。

参考サイト:https://unsplash.com/

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海外営業の仕事に就いて1年目に買った本です。

自動車部品材料メーカーを舞台にしたストーリーベースのテキスト。

日本の鉄鋼メーカーとアメリカの自動車メーカーの取り引きをベースにしたドラマが繰り広げられます。

製造業の現場で使われる表現が豊富にあり、ストーリーベースだから登場人物に感情移入できました。

ストーリーベースで、製造業を舞台にしていて、そこまで難しくない本を探していたのですが、なかなか見つからず、やっと見つけ出したテキストでした。

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