eligibleの意味は「対象の、資格のある」です。
覚えやすいように、語源と類義語、対義語、連想語をまるごと暗記シートにまとめました。
覚えられるまでこのページをブックマークに記録しておいて、完全に覚えたらブックマークから消しましょう。
この記事を書いている人: 千葉さん グローバル営業職、兼業家庭教師。
本業は自動車部品メーカーの営業。アメリカ、ヨーロッパ、中国を飛び回りビジネスを行っている。
担当案件の売上は入社当初数千万円/年が現在約10億円/年。
中・高・大学の学校での学習の他に、かれこれ12年間の英語学習経験。
覚えにくい英単語は日本語ー英語の一本の糸ではなく、発音、類義語、語源、用例、連想、例文など、いろんな情報を編み込んだ縄で覚えようというコンセプトで単語を紹介しています。
私自身もまだまだ英語勉強中です。
一緒にがんばりましょう!
eligibleのまるごと暗記シート
変形: eligibly(適任に(副詞)) | 発音: エリジブル /élidʒəbl | 類義語: entitled((法的に)資格のある) qualified((能力やスキルがあって)資格のある) |
語源: ex-(外へ) leg(選ぶ) able(~できる) | eligible | 対義語: ineligible(不適格、対象外) |
用例: eligible voters (有権者) | 【形容詞】 対象の 資格のある | 連想語: エリンギ🍄 |
eligibleについて詳しく知る
①発音:エリジブル/élidʒəbl
eligibleの発音を無理やりカタカナで表現するとエリジブルです。
発音記号だと、élidʒəblです。
エリジブルと、頭のエの発音を強く発音するのが英語らしい発音のコツです。
②意味:対象の、資格のある
eligibleは、ビジネス、とくに製造業では「対象の、資格のある」という意味で使われる事が多いです。
③品詞:形容詞
eligibleの品詞は形容詞です。
形容詞は名詞を修飾します。
形容詞?名詞?と頭にハテナがうかんでいますか?
例えば、
red apple(赤いリンゴ)だと、redが形容詞、appleが名詞です。
big mouth(大きい口)だと、bigが形容詞、mouthが名詞です。
名詞は、人、モノです。
形容詞は、人、モノを説明する言葉です。
名詞、形容詞の理解の第一歩ではこういう理解ができればOKです。
④変形:eligibly(適任に(副詞))
eligibleが変形した単語にeligibilyがあります。
eligiblyの意味は、「適格に」です。
eligibleの末尾が-lyに変わっています。
形容詞の末尾が-lyに変形するのは典型的な副詞の形です。
⑤語源:ex-(外へ)+leg(選ぶ)+able(~できる)
eligibleの語源について詳しく
選び出される事が出来るというイメージで語源がくっついた単語です。
ex-は「外へ」
をイメージする語源です。
exileもおそらくこの語源でしょう。
語源がex-なのにeligibleのスペルでは「e」しか書かないんですね。
exlegibleという単語があってもおかしくなさそうなのに、そこは「ex」ではなく「e」なんですね。
evaporate(蒸発する)や、effect(影響)なんかと同じ語源です。
legは、「選ぶ」
のイメージを持つ語源です。
-ableは、
「~出来る」という意味の語源です。
-ableが付けばどんな単語でも~可能なという意味になる便利な語源です。
affordable(手頃な価格の)、countable(可算、数えられる)などにも使われています。
⑥用例: eligible voters(有権者)
eligibleはよく、eligible voters(有権者)の形で使われます。
⑦類義語:entitled((法的に)資格のある)、qualified((能力やスキルがあって)資格のある)
eligibleは、その資格が自然に備わっている場合に使われます。または、「主観的な判断で資格がある」と言いたいときに使います。
entitledは、(法的に)資格のあるという意味です。entitledは法律やその他の権威的なものがが後ろ盾となって保証されている資格に対して使います。
一方、qualified((能力やスキルがあって)資格のある)は、能力を証明して勝ち取ったような印象を与える単語です。
たとえば日本語で
「僕は彼女と結婚する資格は無い。なぜなら僕は一人の女性では満足できないから」(eligible)
「僕は彼女と結婚する資格は無い。なぜなら僕は既婚者だから」(entitled)
「僕は彼女と結婚する資格は無い。なぜなら僕は他の結婚候補者より年収が低いから」(qualified)
と言うとき日本語では全部「資格は無い」という表現になります。
ですが、英語であれば、理由や背景に応じてeligible、entitled、qualifiedを場面によって使い分けるんでしょうね。
英語って無機質な言語というイメージを持っていました。
でも、このように一つの単語で背景までを想像させるような性質を持った単語もあるんですね。
意外と英語も詩的な側面がある言語なのかもしれません。
⑧対義語: ineligible(対象外の)
eligibleの反対の意味のことばとして思い浮かぶのは、ineligibleです。
ineligibleの意味は「対象外の」や、「資格のない」などの意味で使われます。
eligibleの頭に否定の意味がある「in-」がついてます。
「in-」は漢字の、「非」や、「不」と似たような役割を果たしています。
⑨例文:
You are not eligible for this promotion. あなたはこのキャンペーンの対象者ではありません。
⑩コラム:
実は先日、「eligible」でカチンときた事がありました。
例文で紹介した「You are not eligible for this promotion」にカチンときました。
スマホいじってたらにAmazonの広告が出ていたのでクリックしてみたら、飛んだ先のページで「You are not eligible for this promotion(お前はキャンペーンの対象者じゃねーよ!)」という表示が出てきました。
kindle unlimited が格安になるようなキャンペーンだったのですが、過去にkindle unlimitedを使ったことがあった私はキャンペーンの対象外だったようです。
だったら広告出すなよ!って、ついカチンときてしまいました。
感情とともに覚えると単語は忘れにくいので、カチンときた時は単語を覚えるチャンスだと思って気持ちを鎮めましょう。