Pound sterlingの意味と覚え方10ポイント解説【海外営業マンが教える】

単語の意味と覚え方

Pound sterlingの意味は「イギリスの通貨ポンド£の正式名」です。

なかなか覚えられない英単語は、

「日本語vs英語」の一本の糸ではなく、

発音、類語、語源、用例、連想、例文など、

いろんな情報の糸を編み込んだ縄で覚えましょう。

このページを読む事で「Pound sterling」を立体的に理解できるようになります。

この単語を覚えられるまでブックマークしておいて、
完全に覚えたらブックマークから消すのがおすすめの使い方です。

この記事を書いている人: 千葉さん グローバル営業職、兼社内英語講師。

本業は自動車部品メーカーの営業7年目。

アメリカ、ヨーロッパ、中国あちこち飛ばされています。(コロナ中のため現在出張自粛中)

中・高・大学の学校での学習の他に、かれこれ12年間の英語学習経験。

私自身もまだまだ英語勉強中です。

一緒にがんばりましょう!

Pound sterlingのまるごと暗記シート

変形:発音:
ポン スターリン/
páund stə́ːrliŋ
類義語:
Japanese Yen(日本円),
US Dollar(アメリカドル),
Euro(ユーロ),
China Renminbi(中国人民元)
語源:
Sterling silver
重さの単位
Pound sterling対義語:
用例:品詞:名詞
意味:
イギリスの通貨ポンド£
連想語:
starring(主演),
Joseph-Stalin
(ヨシフ スターリン(ソ連の政治家))

Pound sterlingについて詳しく知る

 ①発音:ポン スターリン/páund stə́ːrliŋ

Pound sterlingの発音を無理やりカタカナで書くと、「ポン スターリン」です。

日本人的には「ポン スターリン」と発音したくなりますが、「 ポン スターリン 」の方が通じやすいと思います。

発音記号では「páund stə́ːrliŋ」となります。

発音が良いにこした事はありませんが、ビジネスにおいては、あらゆる国の人が自国のなまりで話します。

インド人なんかひどい発音ですが、堂々と話します。

あなたがマネージメントクラスならまだしも、担当レベルであれば発音を気にしすぎずる必要はありません。

少しくらい間違った発音でも、自信を持って腹の底から大きな声を出す方が発音の良し悪しよりも100倍重要だと筆者は考えます。

 ②意味:イギリスの通貨ポンド£

Pound sterlingは、イギリスとの取引があれば、見る頻度の多い単語でしょう。

筆者は自動車部品メーカーに勤務していますが、残念ながらイギリスとの取引はありません。

かつてイギリスは自動車大国で、イギリス発祥の有名なブランドも多く有ります。

ですが、残念ながら現在はよその国に買われたブランドがほとんどです。

例えば、

・MINI、ロールスロイスはドイツのBMWに。
・ベントレーはドイツのVolksWagenに。
・MGは中国の南京汽車を経て上海汽車に。
・ジャガー、ランドローバーはインドのTata Motorsに。

それぞれ買収されてしまっています。寂しい。
 

 ③品詞:名詞

Pound sterlingは名詞として使われます。

 ④変形:–

Pound sterlingが変形した単語というのは思いつきません。

 ⑤語源:Sterling silverと重さの単位のポンド

ポンドは重さの単位です。

スターリングはスターリングシルバー(銀92.5%、銅7.5%の合金)を由来としています。

イギリスは「スターリング銀貨」を通過としていた為、紙幣になった現在も通貨の名前に「スターリング」が残っています。

 ⑥用例:The pound sterling is an unit of currency in Great Britain

通貨の単位として使われる他の用例はありません。

 ⑦類義語:Japanese Yen(日本円), US Dollar(アメリカドル), Euro(ユーロ), China Renminbi(中国人民元)


類義語として、主要国の通貨の英語表記を紹介します。

日本:Japanese Yen(JPY)

・アメリカ:US Dollar(USD)

・EU:EURO(EUR)

・中国:China Renminbi(RMB) またはChina Yuan(CNY)

 ⑧対義語: ー

上記の各国の通貨名が対義語と言えば対義語です。

 ⑨連想語:Joseph-Stalin(ヨシフ スターリン(ソ連の政治家))、starring(主演)

 ・スターリンと言えばソ連の政治家スターリン

スペルが違いますが、「スターリン」と聞いて筆者が思い起こすのは、
ソ連の政治家Joseph-Stalin(ヨシフ・スターリン)です。

ヨシフ・スターリンのスターリンはペンネームで本名は「ジュガシヴィリ」というそうです。

ソ連の政治家のスターリン(Stalin)は「鋼鉄の、鉄人」という意味らしいです。

強いリーダーのイメージを打ち出したかったんでしょうね。


 ・スターリンと言えば、NANAスターリン中島美嘉

もう一つスターリンで思い出すのが、2005年に映画化された「NANA」で使われていた「NANA starring Mika Nakashima(中島美嘉演じるNANA)」という表現です。

こちらもスペルは starring で、イギリス通貨のPound sterlingの sterling とは違います。

Starringの意味は「主演」や「主演を演じる~」という意味です。

スター(Star)にingが付いているだけなので、意味が想像しやすい単語ですね。

「ユー、スター役やっちゃいなよ」って感じでしょうか。
 

 ⑩コラム:

イギリスの通貨は正式名をGreat Britain Poundまたは、Pound Sterlingと言います。なぜイギリスポンドがスターリングポンドなのか、長年の疑問を調査してブログにしてみました。

純度92.5%の銀の事がスターリングシルバーと呼ばれます。
このスターリングシルバーで銀貨を作っていたことと、重さの単位であるポンドと結びつけてスターリングポンドという名前になったそうです。

なぜ純度92.5%の銀貨がスターリングシルバーと呼ばれているかについては諸説あり定説は定まっていないようです。

こういう海外の内容は英語版のWikipediaの方が断然日本語版のWikipediaより充実していますね。

気になる方は英語版のWikipediaと日本語版のWikipediaを見比べてみてください。

英語版Wikipediaの「Sterling silver」:

Sterling silver - Wikipedia

日本語版Wikipediaの「スターリングシルバー」

スターリングシルバー - Wikipedia

では、製造業の現場からは以上です。

最後までご覧いただきありがとうございました。[livechiba.com]

参考:https://unsplash.com/、https://en.wikipedia.org/wiki/Joseph_Stalin

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